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Jackson Browne 1st比較 「France盤」 [アナログ盤]

しつこい企画

Jackson Browne 1st比較

初登場「France盤」

France盤が欲しくて買ったわけじゃないのですが、オランダ人のセラーが「Netherlands盤」と言って出品していた格安(5ユーロ)だったのですが残念な結果に(笑)

しかし研究材料としては面白いので、あえて受け入れる事に。(一応セラーには報告しました。)

Jackson Browneの1stの場合、Netherlands盤はUK盤と同じ番号で「SYL 9002」
そのほか、New Zealand盤、そしてFrance盤が同じ番号。ここが厄介なんですよね。

そしてジャケットもまんまUK仕様の物が使われています。

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さて・・・本題。
France盤を手にした第一印象。
「Vinylの質悪そう」軽いし、薄いし・・
Germany盤なんて見るからにヴァージンって感じ。重いし厚いし。

これ音は期待できないと思いながら「Jamaica Say You Will」に針落としました。
イントロのピアノ2秒くらい聴いて「あかん」と思いました。
音圧の低さアリアリ。

ピアノ2秒くらい聴いて「あかん」と感じられるのは
UK盤やGermany盤の驚愕の音像を知ったからですね。
全く性質の違うものでした。

そこで思ったのが、以前facebookに書き込んでくいただいたKさんコメント。
以下引用させていただきます。

アトランティックやワーナー系はドイツやイタリアはリカットが多くてフランス、スペインはUSマザーが多いと記憶しています。

そうなんです。US盤の感じ。
それも極めてレイトな再発や再々発のペラい音。

初めてJackson Browne 1stを買ったのは渋谷にタワーがオープンした年。
74年以降のSPプレス。
その音に近い感じ。

IMG_4131.jpg

実はこのFrance盤・・・多分セカンドプレスだと思います。
中の紙袋に74と記載がありました。

UK盤アサイラムで例えるとGrammophonとEMIみたいな時期の違い。

Kさんの説が納得できるようなUS再発なFrance盤でした。

今回France盤を買ったことで15枚となりましたが
France盤と再発SP盤が同率14位という感じ(笑)

おまけ

所有する1stのセカンドプレス(トップオープン、裏表記2列)の中でテクスチャージャケットでありながら「クラウド」があります。

IMG_4129.jpg


魅惑のサンセットリムの後、73年から約1年使われた「Wマーク無し」のMOプレスのFF/JJ

IMG_4128.jpg

これ「あちゃ!クラウドだ。ハズレだぁ」って10年くらいの間、手にしなかったのですが、

前回アップしたPRの
SIDE ONE: ST-AS-712383-E AB
SIDE TWO: ST-AS-712384-G DDV

に近いんです。「RUNOUT」の狭さが(笑)

なんでもっと早くに解らなかったんだろってくらい
音がUK、Germany寄り。

このレコードに限っては聴き込み尋常じゃありません。
それくらいあれこれ聴いたからの発見ですね。

Jackson Browneの1stに関してはE〜Jくらいのヤツ、侮れませんよ。


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