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1975のCSMですが・・・これがなかなか良いんですわ。 [アナログ盤]

Jackson Browneの1stネタばかりで・・・

読んでくださる方いるのかなぁ(汗)


今回入手したヤツを。

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文字情報だけで信用するほど危険なことはない・・・
百も承知でオーダーしたのはレコードクラブ盤らしいヤツ。
安さで怪しさを許しました。

届いたヤツ・・・
どこにもレコードクラブイシューの文字無し(泣)
しかもホワイトアサイラムではなくWマーク入り(泣)

期待した妄想は

レコードクラブ盤で
RCAの独自カッティングのRCA工場プレス盤。
TML刻印なんてあったら最高。

妄想でしたねぇ〜(笑)


残念ではあったが発見もある。

アサイラムの70年代中期発売のイーグルスやジャクソンのレコードクラブイシューは
CSMプレスが多い。
CSMは
Columbia Records Pressing Plant, Santa Maria のこと。

そしてホワイトアサイラム盤では絶対にない「STERLING」刻印入り。

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discogsのデータベースでこの盤(らしき)もの調べると

75年のリイシューで
Matrix
STA-712383-AX-1CSM SD 5051 AX-1 CSM B2
STA-712384-BX-1CSM SD 5051 BX-1 CSM B1
Matrix / Runout (Side A&B stamped runout): STERLING

というのがある。

B面はまったくデータベースと同じなのだが

問題はA面 なんとABプレスのMOのFFである(汗)


ABはAbbey Record Mfg., Newark, NJ.

PRのE以降がAbbey Recordでプレスされたものが多いが
MOでAbbey Recordは初見であります。


CSMで「STERLING」が入ったB面に期待してしまった事は
Bob Ludwigですが、「RL」が無いのでこれは違うかなと。

しかし問題はCSMのSTERLINGとMOのFF(PRのF)もだけど・・・

わかっている範囲でいいますと
Jackson Browneの1stは

Artisan Sound RecordersマークのあるA〜D(MOならAA〜DD、RIならAAA〜DDD)の初期プレスと、
ABやDDVでプレスされたE〜J(MOならEE〜JJ、RIはCCC以降は無し)とではスタンパーの溝幅が違うこと。

ここが問題なのですが、
E以降が音の性質まるで違うという事。

なぜリカッティングする必要があったのかわかりませんが・・・

想也さん予想では・・・・

E以降のマスタリングって、ダグ・サックスじゃないかと疑ってるんですよ。
3月にリリースしたシングルがヒットして追加プレスが必要になったとき、腕の良いエンジニアとして名前が知られるようになっていたダグ・サックスにリカッティングを依頼してテコ入れしようとしたんじゃないかと。
(ちなみに、72年時点ではまだTMLは刻印されるようになっていません。)

これ、有力な感じします。

荒っぽく尖ったPRの音をUKやGermany盤のような柔らかで奥行きのあるママスタリングに変更・・・みたいな。



今回入手の片面FF、片面STERLINGがともに再発とは思えないくらい良い音です。 性質も似ていますし。 となればE以降の1stはなにかしら「STERLING」が関係しているんじゃないか?ってのが 新たな憶測です。

大体ジャクソンの1stってマスタリングが誰って表記がまったくありませんから。

はっきり確信したことは、
やはり僕の探し求めている "S 1"や "1 S"はCSMの盤で間違いないという事でしょうか。


まだまだ道のりは長そうです。


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